進路Q&A【前編】

Q:進路を決めるってどういうこと?

A:進学先を決めるだけじゃなく、「未来」を考えること。

 高校を卒業してから進む上級学校を決める—。
 キミはそれが進路を決めることだと思っているかもしれない。
 進路を考えることって、もっと先の自分の将来を考えることなんじゃないかな。自分はこの先どんな人になりたいのか、どんな人生をおくりたいのか。
 それはもちろん、考えてパッと答えが出るものではないはず。でも、高校生の今、「自分の未来をどうするか」をじっくり考えてみることはとっても“大切”なことなんだ。
 その結論をかなえるための一つの方法が上級学校なんだよ。

Q:自分が何をしたいのかまだわからない。どうすればいいの?

A:未来の扉を開くカギは自分の中にある。

 自分の未来をどうやって決めたらいいのかわからない。自分が何をしたいのかわからない。というキミは、幼い頃夢中になったことを思い返してみよう。未来のことは誰にもわからないけど、自分の過去のことはわかるでしょう。
 時間も忘れるほど熱中した遊び。そして仲間たち。自分はなぜ、あんなにあの遊びに夢中になったのだろう…。そこには、自分に向いた世界への確かなヒントがきっとあるはず。
 特に具体的なことじゃなくても、普段の生活のなかで、なぜか目に留まるもの、耳に入ってくるもの、手に取ってしまうもの—。
 些細な日常のなかにキミの未来の扉を開くカギがきっとある。